幼児期の子どもにとって、絵本は「言葉」「感性」「想像力」を育ててくれる大切な存在です。
ただ、「どの絵本を選べばいいんだろう？」「読み聞かせに向いている本は？」と迷ってしまうママ・パパも多いのではないでしょうか？
私自身も、子どもの絵本選びに悩みながら、実際に読んで反応を見たり、テレビ等で話題の絵本についての番組を見たりしてきました。
その中で感じたのは、“幼児に合う絵本”にはいくつかの共通点があり、選び方を少し意識するだけで子どもがぐっと絵本好きになるということ。
そこで今回は、幼児が楽しめるおすすめ絵本についてわかりやすく紹介していきます。
初めての絵本選びに悩む方も、読み聞かせのレパートリーを増やしたい方も、ぜひ参考にしてみてください！
きっと、親子で「読む時間が楽しみになる絵本」が見つかるはずです。
はじめにー幼児期の読み聞かせって本当に大事？
幼児期は「ことば」「好奇心」「感性」がぐんぐん伸びる大事な時期。
その時期に絵本を読んであげることは、親子のコミュニケーションだけでなく、言葉の発達や想像力、情緒の安定にも良い影響があると言われています。
とはいえ、絵本って種類が多すぎて、「どれを選べばいいの？」「うちの子に合う絵本は？」
と迷ってしまうこともありますよね。
そこで今回は、幼児（1〜5歳）に特におすすめの絵本を、内容と一緒にご紹介します。
我が家でも反応がよかった絵本ばかりなので、参考にしていただけたら嬉しいです！
言葉のリズムが楽しい絵本ー『だるまさん』シリーズ
幼児に大人気の定番絵本といえば、かがくいひろしさんの『だるまさん』シリーズ。
うちの子どもも大好きな絵本です！
3冊セットになっていて、どの表紙もほっこりするだるまさんのイラストです。
だるまさんが「どてっ」「ぷしゅー」など、動きと言葉がリンクして、我が家でもページをめくるたびに子どもと一緒に笑っていました。
シンプルで小さい子でも理解しやすい内容です。
1歳頃から反応がよく、2歳・3歳になってもずっと楽しめるロングセラーです。
短い言葉のリズムが心地よく、読み手も楽しくなります。
「初めての絵本、何にしよう？」という方にも間違いなくおすすめです。
想像力を育てる絵本ー『きんぎょがにげた』
五味太郎さんの『きんぎょがにげた』は、子どもが夢中になる“探す絵本”。
逃げたきんぎょをページの中から見つける遊び感覚とカラフルで見ているだけで楽しい絵本です。
繰り返し読んでも飽きない構成で、1〜4歳まで幅広く人気です。
「きんぎょどこかな？」と質問しながら読むと、親子で盛り上がります！
見つけるたびに「いた！」と喜ぶ姿がまた可愛いです！
コミュニケーションのきっかけにー『いないいないばあ』
赤ちゃんに初めて読んであげる絵本として、今でも圧倒的な人気を誇るのが『いないいないばあ』。
うちの子も、この本が生まれて初めて読み聞かせた絵本です。生後3か月くらいの時だったんですが、
絵本でこんなに笑ってくれるんだ！と感動した記憶があります。
1967年の発売以来、「うちの子、本当に笑いました！」「何度も読んでとせがまれます」など、たくさんの嬉しい声が寄せられているロングセラーです。
シンプルでリズムのある言葉と、温かみのあるイラストが絶妙に合わさり、赤ちゃんの心にすっと届く一冊です。
ページをめくるたびに赤ちゃんの表情がパッと明るくなったり、声をあげて笑ったりする瞬間は、読み手にとっても幸せそのものですね。
親子の「初めての絵本時間」にぴったりの一冊です！
心がほっとあたたまる絵本ー『おつきさまこんばんは』
林明子さんの『おつきさまこんばんは』は、寝る前にぴったり！
優しい絵と穏やかなストーリーで、夜の雰囲気が伝わってくる安心感
この絵本は、静かな夜に広がるやさしい光景を、子どもの目線で丁寧に描いた物語です。
「おつきさま、またあしたね〜」と読み終わると、自然と気持ちが落ち着き、寝かしつけにも役立ちます。
夜がちょっぴり怖い子にもおすすめです！
歌って、見て、感じて楽しむー「どんないろがすき」
童謡として長く親しまれてきた『どんないろがすき』。
その名曲を絵と歌を同時に楽しめる絵本にしたものです。
この絵本には、子どもたちが大好きなカラフルなクレヨンたちが登場して、
「どんないろがすき？」のリズムに合わせて読み進めると、赤・青・黄色など、色ごとに連想されるイラストが描かれ、自然と色の名前とイメージが結びつくようになっています。
歌いながらページをめくるだけで、色の学び・音楽・イメージ遊びが同時にできるのが魅力です。
まだ言葉が少ない時期の赤ちゃんでも、歌のリズムと色鮮やかな絵に引きこまれてニコニコに
なります。
親子で声を合わせて歌う時間は、コミュニケーションにもぴったりです！
まとめー絵本は“親子時間”を豊かにしてくれる宝物
幼児期の読み聞かせは、ただ本を読むだけでなく、親子で同じ時間を共有する特別な時間です。
✔一緒に笑ったり
✔一緒に探したり
✔一緒に感じたり
そんな積み重ねが、子どもの心の土台を育ててくれます。
今回紹介した絵本は、どれも“幼児の反応がいい鉄板”ばかりで、
ぜひお子さんのお気に入りの一冊に出会うきっかけになれたら嬉しいです！
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